なぜ台風は日本に沿って曲がる?理由は偏西風の影響だった!陰謀論はデマ!

2022年9月18日からはじまったシルバーウィーク。せっかくの休みですが、台風14号の接近が気になります…!

急激に進路を曲げて日本に上陸するこの台風ですが、なぜこんなにも日本に沿って曲がるのでしょうか。

この記事では、なぜ台風は日本に沿って曲がるのか?理由を分かりやすく解説します。

台風が日本に沿って直角に曲がる

台風14号の接近ですが、九州地方に辿り着いてから大きく進路を変え、直角に曲がって日本列島を横断します。

強風や川の増水など、過去の事例から被害も甚大で今回も心配ですよね。

どうにもなりませんが、台風に対する不満の声が続出しています…!

なぜこんなにも台風が曲がるのか?

次にその理由について見ていきます。

台風が日本に沿って曲がる理由は?

台風が日本に沿って曲がるのは、嫌がらせでも何でも無く、周りの風に乗っているからなんです。

台風を動かすのは、以下の3つになります。

  • 太平洋高気圧
  • 貿易風
  • 偏西風

台風はこの3つの要素で動いているんですね。

台風ができる様子をステップごとに見ていきましょう。

①まず、台風は南の海上で発生します。

②台風は、太平洋高気圧から出る時計回りの風と貿易風に押されながら北西方向に流されます。

ここままいけば、九州地方を抜けてそのまま上に行きそう…!

と思いきや…

③中国大陸と日本海あたりに吹く北西からの偏西風によって、台風の進路が大きく日本に沿って流される

というわけなんです。

台風を動かす役割を担っていた貿易風が偏西風へと移り変わるため、台風の進路が東寄りになるんですね。

バカでかい台風の塊ですが、偏西風によって強制的に流れを変えられてしまうんです。

台風が日本に沿って曲がる理由は陰謀?!

一部のウワサでは、台風が日本に沿って曲がる理由は陰謀では?!なんて声がありますが、そんなことはありません!

確かにこのカーブだけ見ると、日本列島に沿って動いていますよね。

陰謀だと感じてしまうのは仕方ないのかも…!

大きな災害無く、台風が過ぎ去ってほしいものです。

近年は台風被害が大きいケースが目立ちますので、予め警報が出ている場合は、早め早めの避難と準備を心がけるようにしたいですね。





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